先折GTRやってて、こんなこと思ったことありませんか?
- 最近成長を感じなくなった
- モチベ維持が難しい
- 基本はできるようになったけど凝視や中盤が苦手
これらを全部解決してしまうオススメしたい練習が後折のだぁ積みです。
いままでずっと先折GTRを勧めておいて、ここにきて『後折だぁ積み』だと!?
との声が聞こえてきそうですが、安心してください。今回紹介するのはあくまで先折GTR上達のための、後折だぁ積みの練習です。
というのもだぁ積みを練習することで先折に活かせるメリットがたくさんあるのです!
- 総合的なぷよ力が向上する
- 先折GTRの折返し以降が組みやすくなる
- 凝視がやりやすくなる
- セカンド、中盤、乱打戦、全消し戦に強くなる
- いつもと違って楽しい!
先折GTRとは全く違った置き方を学ぶことで視野が広がり、総合的なぷよ力向上に直結します。何より普段と違う後折はやっていて純粋に楽しいのでモチベ維持にも効果テキメンです!
今回は数ある後折の中でも「L字」という基本形が学べ、プロ選手も使うほど強い【後折だぁ積み】の土台部分の作り方を4ステップでマスターする方法を紹介します。
ステップ1 『だぁ積み』の形、特性を覚える
だぁ積み基本形
下の図の様にL字が2つ合わさった形を『だぁ積み』と呼びます。まずはこの形を丸暗記してしまいましょう。
定義によっては下の図の様にL字を敷き詰めた形を『だぁ積み』としていますが、ぷよぷよのコツでは、左側の部分のみを『だぁ積み』と定義します。
だぁ積みの特徴
「後折だぁ積み」は先折GTRと比べ特にAAABツモのときにスキが生まれにくく、効率的な連鎖(尾)が組みやすいという長所がありますが、逆に折り返し部分がグダりやすいという弱点もあります。
今回の土台編では長所を活かすための効率的な土台の組み方を学び、次回以降で弱点を補うための様々な折り返しの方法や連鎖尾を学びます。
「だぁ積み」の基本形と特徴が理解できたらステップ1クリアです!
ステップ2 後折基本の構築手順を覚える
まず先折GTRの組む順番と消える順番のおさらいです。
先折GTRの組む順番は、折返し(GTR)→土台→GTR上or連鎖尾でしたね。
消える順番は、GTR上→折返し→土台→連鎖尾 でした。
一方、「後折だぁ積み」は 土台→折返し→連鎖尾or折返上 の順番で構築します。
また消える順番は、折返上→折返し→土台→連鎖尾 となります。
先折GTRは折返しを最優先で構築するので、折返し(GTR)部分が安定しますが、だぁ積みは土台を最優先で構築するため、土台(だぁ積み)部分が安定します。
一方、先折GTRは土台部分を折返しで使わなかった余ったぷよで構築する必要があるため、たくさん土台の形を覚え柔軟に対応するる必要がありましたが、だぁ積みでは逆に土台部分が安定し、折返しの形をたくさん覚えて柔軟に対応する必要があります。
だぁ積みの構築手順と消える順番が理解できればステップ2クリアです!
ステップ3 だぁ積みを狙う配色を覚える
だぁ積みは初手の配色によっては非常に組みにくく、しよた選手などだぁ積みを多用するプロ選手でも配色によってはだぁ積みを組むことはありません。
そこで組みやすい配色の時だけだぁ積みを狙いにいき、それ以外のときは先折GTRを組みます。
だぁ積みを組みに行く初手配色はAAAB(ABAA)型、AABC(BCAA)型 の4パターンとなります。
だぁ積みを狙うべき4パターンすべて覚えられればステップ2クリアです!
ステップ4 初手〜2手目までを覚える
ステップ4ではステップ1で覚えた『だぁ積み』の基本形↓を目指して
ステップ3で覚えた4パターンごとに、初手・2手目の置き方を丸暗記します。
ABAA
まず一番簡単な初手AB,2手目AAのABAAパターンから暗記しましょう。
初手ABを2列目にB上縦置きし、2手目AAを列目縦置きします。
ABAAパターンは例外なくこの置き方になるので簡単ですね。
次は少し難しいAAABパターンです。
AAAB
初手AAを1,2列目に横置きし、2手目ABはB右1,2列目横置きします。
「AAは1列目縦置きではダメなの?」と思った方は少し難しいですが一歩踏み込んだ解説をどうぞ↓
一歩踏み込んだ解説(中級者以上向け)
2手目(AB)は基本的に1,2列目横置きなのですが、3,4手目(可逆)が
- AC CA
- AC CB
- AC CC
- AC CD
つまりAAAB→ACC●の場合は2手目(AB)は1列目縦置きにすることで土台の完成が速くなり、より安定した形を組むことができます。2手目1列目縦置きの可能性を残しておくために初手AAを1,2列目横置きします。
具体的に見ていきましょう。
2手目(AB)が落下中にネクネクがACC●であることを確認したらABは↓のように1列目縦置きします。
次の3手目(AC)は2列目縦置きします。
4手目(C●)は●の色によって置き方が変わります。
①4手目がACの場合(AAAB→AC→CA)
②4手目がCBの場合(AAAB→AC→CB)
③4手目CCの場合(AAAB→AC→CC)
④4手目がCDの場合(AAAB→AC→CD)
ここまでAAAB→ACC●の場合を確認しましたが、AAAB→C●ACの場合も同様です。
例えばAAAB→CDACの場合、↓のように3,4手目の順番が逆になります。
このように、AAABとABAAはいっけん同じ置き方で対応できそうですが、AAABパターンのときに一工夫することでより安定した土台構築ができるようになります。
中級者以上の方はぜひマスターしましょう!
次はAABCパターンです。
AABC(BCAA)
AABC型はネクスト(3手目)を見て「だぁ積み」を組むかどうか判断します。
(BCAA型は1手目と2手目の順番が逆になるだけで考え方は同じです。)
「だぁ積み」を狙う3手目は次の3パターンです。
- AB
- AC
- BB(CC)
ネクストごとに組み方を見ていきましょう。
3手目がABの場合(AABC→AB)
3手目がACの場合(AABC→AC)
3手目がBB(CC)の場合(AABC→BB)
一歩踏み込んだ解説(中級者以上向け)
3手目がAD(AABC→AD)の場合でも4手目がBDかCDの場合は「だぁ積み」が狙えます。
具体的な手順を見てみましょう。
この↑形は折り返しが組みやすく非常に優秀かつ頻出な形です。
AABC型はネクストやネクネクを見て判断する必要があるのですが、実践では手を止めて考える時間はありません。下押しっぱなしで置けるようになるまでとこぷよ等で何度も練習しましょう!
以上が「だぁ積み」を狙う初手4パターン別の初手〜2手目(3手目)のすべてです。
とこぷよで4パターンすべて2手目まで組めるようになればステップ4クリアです!
100本ノックにチャレンジ!
今まで学んだ手順を定着させるために、次の一手問題を10問連続で出題します。間違えたら最初からを繰り返し、10問連続正解できるまでトライしましょう。
10問間違えず即答できれば『【後折だぁ積み完全定型化】土台編』クリアです!
「折返し編」へ続く
土台編は以上となります。お疲れさまでした!AABC型はネクネクまでみて判断する必要があるので後折をはじめてチャレンジする人はかなり手応えがあったのではないでしょうか。
まずは簡単なAAAB型だけだぁ積みを狙い、慣れてきてからAABC型にチャレンジするのもオススメ!
「だぁ積み」の土台部分が完成するまでの解説でしたが次回は右側の折り返し部分にメインに解説していきたいと思います。
【だぁ積み完全定型化】6ステップで学ぶ『後折だぁ積み』手順まとめ 折返し編
鋭意作成中です!少々おまちください!