AABCが難しい理由
AABC型は全パターンの中でも定形化が一番難しいです。その理由は他のパターンは初手2手目までを完全に固定できるのに対し、BCの置き場所に取っ掛かりがなく、BCの置き方が3手目によって変化するからです。
そこで今回は脳のリソースを最大限使わないでBCの置き場所を決めるために3手目にBが含まれる場合と3手目にBが含まれない場合の2つに分けて初手〜3手目の手順を解説します。
1手目を引いた時点でネクネクに3手目が見えるので3手目に含まれる色と同じ色のぷよがBとなります。
例えば 初手 赤赤、2手目 青緑の場合、2手目の青緑のどちらがBになるかと言うと
Bの理解ができたところで、3手目にBが含まれる場合からさっそく見ていきましょう。
3手目にBが含まれる場合
3手目にBが含まれるパターンは次の4通りです。
- AB
- BB
- BC
- BD
2手目(BC)の置き方
3手目にBが含まれる4パターンともすべてAAを1,2列目に横置きし、BCはBを右にして3,4列目に横置きします。
↓のようにAABCまで同様の置き方となります。
3手目の置き方
↓の図のように置きます。「1段目4,5列目を同色に」するのが迷わず組むコツです。
一歩踏み込んだ解説(中級者以上向け)
AABC→ABのパターンはBCをB左の34列目横置き(又はB上の4列目縦置き)し、ABをA左の3,4列目横置きにする↓の形の方がより強いです。(詳細は【次の一手 その78】で解説)
しかしBCAA→ABのときに1手目を引いてから設置までの短い間にネクネクのABを正確に確認する必要があるため、難しい一手となります。
慣れないうちは「3手目にBが含まれているか否か」の簡単な判断だけで済む基本の「B右3,4列目横置き」に統一し、慣れてきたら徐々に強いこちらの置き方ができるようになりましょう。
3手目にBが含まれない場合
3手目にBが含まれるパターンは次の3通りです。Bが含まれるパターンと異なり定型化が出来ないので、すべて個別に暗記します。
- AA
- AD
- DD
AA
3手目にAA(赤赤)が見えたら、AAを1,2列目横置き、BCを2,3列目に横置きします。
3手目のAAを2,3列目に横置きします。
目指す形(平積み)
一歩踏み込んだ解説(中級者以上向け)
余裕がある人は、2手目をネクネク(4手目)まで見てどちらを右にするか変えましょう。例えば、ネクネクに緑緑が見えた場合、
2手目を緑を左にして2,3列目に横置きすることで、4手目まででGTRを完成させることができます。
BCAAから3手目AAの場合
基本は初手BCから3手目AAの場合、↓のようにさばきます。
目指す形
AD
3手目がADの場合、2手目は3,4列目横置きします。
3手目のADをA右の2,3列目に横置きして完成です。
※余裕がある人は4手目を確認しBが含まれていたら、↓のようにBCを「B右3,4列目横置き」にすると「1段目4,5列目同色」が狙えて強いです。
DD
3手目がDDの場合、AAを1,2列目横置き、BC3,4列目に横置き、3手目DDは1,2列目に横置きします。
※余裕がある人は4手目を確認しBが含まれていたら、↓のようにBCを「B右3,4列目横置き」にすると「1段目4,5列目同色」が狙えて強いです。
初手AA2手目BCパターンは、AAを置いている間にネクネクの確認ができるのでBCの置き場所を考える時間があるのですが、初手BC2手目AAパターンは初手を引いてネクネクが見えてから設置までの短い間にネクネクを確認し初手BCの置き場所を決める必要があります。
10本ノックにチャレンジ!
BCAAパターンは初手(BC)を引いてネクネクが見えてから設置までの短い間にネクネクの配色を確認し初手BCの置き場所を決める必要があるため、AABCパターンよりも圧倒的に難しいです。
そこでAABC型の10本ノックは前半10本を比較的簡単なAABC型、後半10本を高レベルのBCAA型として出題します。
20本連続で正解目指してチャレンジしてください!
何度も繰り返して少しづつ回答までの時間を減らして、問題を見た瞬間に脊髄反射で答えが分かるようになるまでやって初めて対人戦のキンチョーした状況で「使える」形となるよ! 大変だけど頑張ろう!
お疲れさまでした!
初手パターン別はこれで最後になります。お疲れさまでした!何度も繰り返し確認して、下押しっぱなしで4手目まで最速で組めるように練習しましょう。4手目以降は【GTR完全攻略】土台まとめなどを参考に土台の形をたくさん覚え、ネクスト、ネクネクで作れそうな形を目指して組んでいきます。