次の一手

【次の一手】その79 「GTR使いなら覚えたい」AABC型からの土台が安定する序盤の定形手順と「デルタGTR」の可能性

初手AABCから3手目AAが来たときのさばき方のコツが学べる問題です。

問題

初手、2手目、3手目の置き方を考えてください。

答えは下にスクロール

難易度 

答え

目指す形

解説

【GTR完全定型化】AABC型手順まとめ  で解説したBCAAAAの基本形とは違う置き方です。

基本の通り、3手目AAを5,6列目横置きで置いてみましょう。

すると次の赤緑をキレイにさばくことが難しくなるので、「1段目4,5列目同色」からの「ビッケル」が狙える解答の形となります。

この↓ように、基本形から赤緑を4列目縦置きで良型維持も可能ですが、4列目の左右に大きな溝が出来てしまう形は使い勝手が悪く(いわゆる「受けが狭い」形ですね)、「1段目4,5列目同色」の解答の形と比べて良型が作れる可能性が低いです。

「デルタGTR」の可能性

↑このGTRの尾を右に一つ伸ばした形は『デルタGTR』と呼ばれ、デルタ選手が以前、好んで使っていた形です。

そこでデルタGTRの完成を目指し、↓このように青青を3,4列目横置きの可能性も考えられます。

しかし今ではデルタ選手をはじめほとんどのプロが正解の手順を採用しているので、今までの研究の範囲では正解の手順の方が強いようです。
なのでまずは解答の形で丸暗記をし、ゆくゆくは「デルタGTR」やその他の可能性を自身で探求してみてください!

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