AABC型は他の初手パターンと比べて、BCの置き場所にとっかかりがなく、難しく感じますよね。
今回は上級者と初中級者で置き方が変わる問題を最強リーグの実践から出題します。
問題
初手、2手目、3手目の置き方を考えてください。
答えは下にスクロール
難易度
答え
答え①(理想形の上級者向け解答)
※一手目は3,4列目横置きでも正解
答え②(覚えやすい初中級者向けの解答)
解説
ぷよぷよ最強リーグ season2 Day2 momoken VS ともくん 42戦目 からの出題です。『覚えにくいけど最も効率の良い上級者向けの解答』と『覚えやすくてそれなりに強い初中級者向けの解答』
の2つの解答を用意しました。
初中級者向けの解答の解説
先に簡単な後者の『覚えやすくてそれなりに強い初中級者向けの解答』から解説します。
AABC型から3手目がBAやBDが来た場合、『1段目4,5列目同色は強い』を思い出して、↓のようにBで4,5列目同色を作る形を目指します。
目指す形
このようにどちらも「4,5列目同色」だけ意識していれば良いので覚えやすく、良型を維持できる強い置き方です。
AABC→BBも同様に良型が維持できるため、『AABC型で三手目がB○の場合、2手目をB右の3,4列目横置き』だけ意識すれば、3手目にBが含まれるすべてのパターンで良型を維持することが出来ます。
問題の形は3手目にBAが来ているパターンなので、初手は↓のようにB(紫)を右に3,4列目横置きにします。
しかし、AABCから3手目BAが来た場合はこの手順よりももっと効率的な置き方があります。
上級者向けの解答の解説
AABC(BCAA)型で3手目がABだった場合、BCを解答のように4列目B上の縦置きか、3,4列目B左の横置きにすることで、すべて↓このように折返しの構築に無駄なく使うことが出来ます。(1手目を引いた後でなければ、3手目は見えないため、これを瞬時に判断するには相当の慣れが必要です。これが上級者向けたる所以ですね。)
この↑時点で土台部分はまだほとんど組まれていないので、様々な配色に対応しやすいです。
いわゆる「受けが広い」形ですね。
一方で↓の初中級者向けの解答は、6列目の赤がやや使いにくく、土台も平積みかビッケルにほぼ固定されてしまいます。
このように上級者向けの解答の方が受けが広く強いですが、初中級者向けの置き方との差はほとんどありません。しかし、何百回、何千回と試合をしていくと、少しの差の積み重ねが大きな差へとなっていくので、少しづつでよいので上級者向けの解答に慣れていきましょう!