次の一手

【次の一手】その43 多重折定型化のテンプレ『3の多重』とは?

多重折は定型化された強い形が数多くあるものの、今までそれに名前がついていなかったために、広まりにくかった強い形が存在します。その代表的な形の一つが『3の多重(と名付けます)』です。

問題

初手の置き方を考えてください。答えは下にスクロール

難易度 

前提

  • 先折GTR
  • 初手黄青

答え

1手目

目指す形

解説

多重折を知らないと、

このように青発火からの形しか見えずに右上に伸ばし、結果的に1、2列目の上部に連鎖に組み入れにくいデッドスペースが発生してしまいます。

これを防ぐのが多重折という技術です。

(多重折の概念については 次の一手 その31 で詳しく解説しているので、まずはこちらを先にご覧ください。)

多重折には多重宇宙や卍多重(後日解説予定です)、座布団といった多くの多重基本形が存在するのですが、今日はその中でも特に重要な『3の多重』について解説します。

このように、1列目に縦3連結を作り、その上と右側(図の黒ぷよの位置)に同色のぷよを並べることを『3の多重』と名付けます。(2連結を作る『2の多重』は後日解説予定です。)

3の多重は基本的に赤を消して、降ってくる黒をクッションの要領で消して、青→緑とつなげます。

3の多重からの伸ばし例

3の多重の可能性は無限大で、他にも様々なつなげ方が存在するのですが、まずはこの一番の基本の消え方をしっかりと暗記しましょう。

(基本の形をマスターすれば、自然と応用型が作れるようになります!)

最後に問題をもう一度確認してみましょう。

ここまで読んでいただいた方でしたら問題は簡単ですね。

3の多重を完成させて、連鎖を上にのばす形が正解となります。

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