前回の【次の一手 その73】で様々な多重折を強い順に紹介しましたが、今日はその中の一つ『3の多重』からの伸ばしについて学べる問題です。Bランクの「3の多重」ですが、ある置き方をすることでSランクを凌駕する最強の形になります。今日はそんな「3の多重最強テンプレ」のコツを丸暗記してしまいましょう!
問題
初手、2手目の置き方を考えてください。
答えは下にスクロール
難易度
前提
- 先折GTR
- 初手赤紫
- 2手目赤赤
答え
1手目
2手目
解説
『3の多重』のおさらい
まず『3の多重』についてのおさらいです。どのような形か覚えていますか?
すこし頭の中で想像してみてください。
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正解は↓このようにGTR上1列目に縦3連結を作る形でしたね。
基本的に「3の多重」は黒ぷよをクッションとして回収し連鎖をつなげていきます。
この基本形を抑えた上で、回答の形をもう一度確認してみましょう。
3の多重最強伸ばしテンプレとは
1列目に黄色3連結があるのでBランクの多重折『3の多重』の基本形なのですが、基本形から発展しこの形まで組むことができるとBランクの3の多重がSランクを凌駕する最強のテンプレとなります。
その理由は、この形からの発展型の多さにあります。
発展形が多いといろいろなツモに対応できるので、無駄ヅモがなくなって強いよ!いわゆる「受けが広い」ってやつだね!
具体的にどのような伸ばしができるのか確認していきましょう。
3の多重最強テンプレ伸ばし例
まず基本的には「3の多重」なので、基本形の3の多重と同様に赤ぷよをクッションとして回収し連鎖を伸ばすことができます。
それだけで終わらないのがこの最強テンプレ。
相手のミスや序盤の速攻に合わせて、即本線につなぐことができます。
逆に相手にスキがあれば、こちらから速攻の2ダブを仕掛けることもできます。
また上の紫から伸ばすことも可能です。
さらに↑の形から、赤からの2ダブの速攻や
赤をクッションとして回収し、紫から本線伸ばしも可能です。
3の多重最強テンプレまとめ
まとめると、『3の多重最強テンプレ』の形から↓これだけの発展形があります。
注意点
最後に大切な注意点についてお伝えします。
「発展形が多い→いろいろなツモを無駄なく捌ける→強い」ですが、
「発展形が多い→選択肢が多い→多重迷子」となってしまう可能性も十分あります。
特に多重折に慣れないうちは無理に発展形を狙うのではなく、「座布団1枚だけ」や「3の多重基本形だけ」などシンプルな形を繰り返し練習し、脳のリソースを割かずに多重折の基本形がができるようになってから、応用として今回の発展形を組めるようになりましょう。