連鎖尾は「かんぬき」や「斎藤スペシャル」「田中スペシャル」など沢山ありますが、雪崩と床ぷよの2種類だけ覚えれば、ほぼすべて試合で連鎖尾を綺麗に入れることができます。
定義
連鎖尾を解説する前に、まずは「連鎖尾とは何か?」を確認します。
連鎖尾は土台の上の部分でだいたい4~6列目の3,4行目より上の部分を指します。土台部分が消えたあとに続く連鎖が連鎖尾です。連鎖の最後にしっぽの様についているから連鎖”尾”なのですね。
連鎖尾の定義が確認できたところで、さっそく覚えるべき2種類の連鎖尾、雪崩と床ぷよについて説明します!
雪崩
土台がすべて消えたあとに、雪崩のように降ってくるぷよで構成された連鎖尾を雪崩と呼びます。
この形から雪崩の消え方を確認してみましょう。
組む時のポイントは、4,5列目に1つ6列目に2つ、同色のぷよを並べることです。
土台の形は、【GTR完全攻略】土台まとめ で紹介している形なら「4,5列目に1つ6列目に2つ」さえ意識できれば基本的にはどの形でも雪崩を入れることができますが、土台の一番高い列の場所によって置いたあとの形が少し異なります。
実際に土台の高さ別に確認していきましょう。
土台の5列目が一番高いパターン
雪崩を1段入れた後の形が平らになるので使いやすい形です。
土台の5,6列目が一番高いパターン
土台の6列目が一番高いパターン
土台の4列目が一番高いパターン
土台の4列目が高くなると連鎖尾が入れにくくなるので、4列目が一番高い土台はなるべく避けましょう。
練習問題(雪崩)
練習問題で確認しましょう。
雪崩は連鎖尾の基本中の基本で、一番入れやすく一番強い連鎖尾です。
なので積極的に雪崩を狙っていき、雪崩が組めない場合に限り、次に解説する床ぷよで連鎖尾を組んでいきます。
床ぷよ
3床
次に床ぷよの説明をします。
さっそくですが、床ぷよの基本形を見てみましょう。
この図の連鎖尾の黄ぷよが床ぷよです。
この時点では「??」って感じですね、、わかりやすくするために上の連鎖を消してみましょう。
雪崩を使った連鎖尾だと、赤→緑→青→黄→赤と下から消えていたのですが、黄ぷよ3つを床の様に並べ間に赤ぷよを挟むことで、赤→緑→青→赤→黄と消える順番が逆転しています。この黄ぷよの3連結を床ぷよと呼び、特にこのように3連結の床ぷよを3床(さんゆか)と呼びます。
ここまでを練習問題で確認しましょう。
練習問題
2床
床ぷよは3連結とは限りません。下の図のように組むことで、2連結の床ぷよ、2床を作ることもできます。
左に2つ床ぷよが残る場合を左2床(ひだりにゆか)と呼びます。
右に床ぷよを作るパターンも可能です。
練習問題(床ぷよ)
床ぷよも練習問題で確認しましょう。
以上がぷよぷよで最も強い連鎖尾、雪崩と床ぷよの説明です。ここまでをスムーズに組めるようになるだけで、中級者(レート2600くらい)までは簡単に到達できるかと思います。
最後にまだ余力のある方向けに応用編も用意しましたので、「まだいける!」という方はぜひこのまま読みすすめてください。
応用編(中級者以上向け)
ここからが応用編です。ここまでを下押しっぱで(脳のリソースを使わずに)できない人は、余計混乱するだけなので、まずはここまでを完璧にすることを目指してください。
連鎖尾の応用的な形をいくつか紹介します。
連鎖尾応用①
床ぷよ(黒ぷよ)の上に雪崩を多重に組むことができます。
連鎖尾応用②
床ぷよを並べることもできます。
連鎖尾応用③
床ぷよは1色とは限りません。
連鎖尾応用④
床ぷよと雪崩は組み合わせ自由です。黒→3床、緑→雪崩、紫→右2床、赤→雪崩、黄→雪崩 (段差計算が難しく同時消しになりやすいですが、連鎖の最後の方なので同時消しでも強力です。)
以上、連鎖尾の応用編でした。雪崩と床ぷよを組み合わせることで、無駄ぷよなく連鎖尾の構築が可能になります。
形がわかなくなったらこの記事を参考に形を頭に叩き込んで、見ないで組めるようになるまで繰り返し練習してください。
次はGTR完全攻略シリーズ最後のGTR上にチャレンジしましょう!