次の一手

【次の一手】その31 / 「多重折」をしっかり理解して、GTR上で連鎖をきれいに組むコツ

『多重折』聞いたことあるけど、イマイチ理解しきれていない方多いのではないでしょうか。
この問題を通じて『多重折』を完璧に理解しましょう!

問題

初手の置き方を考えてください。答えは下にスクロール

難易度 

前提

  • 先折GTR
  • 初手紫赤

答え

1手目

目指す形

解説

初心者の方がよくやってしまうGTR上の伸ばし方が右上伸ばしです。

緑発火しか意識できず、連鎖を伸ばそうとすると右上にしか伸ばせない状況に陥ってしまいます。

実際はここまで極端にはならないのですが、このように右上に向かって連鎖を伸ばしてしまっている方も多いのではないでしょうか。

右上のばしの一番の問題は、GTR上の上部に連鎖に組み入れることが難しいデッドスペースが生まれてしまうため、飽和(最大連鎖)が小さくなってしまうことです。

それを解決するのが多重折(たじゅうおり)という技術です。

多重折とは

多重折とはGTR(折返し)上で連鎖を多重り重ね、連鎖を上に伸ばす技術のことです。

例えば↑この形、緑発火からの4連鎖ですが、

多重折を使って連鎖を上に伸ばし、紫発火の5連鎖になりました。

さらに上に伸ばすことも可能です。

青発火の7連鎖になりました。

発火色の青を起点に上下に折り重なるように連鎖が続いています。

実戦ではもっとぐちゃぐちゃした形になってしまうのですが、何事も基礎を理解することが大切なので、多重折という概念をまずはしっかりと理解しましょう。

実践的な多重折の組み方は今後も【次の一手】でどんどん出題していく予定なのでお楽しみにしてください!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA